31AM073|第31回 歯科衛生士国家試験 過去問
ポケットプロービングで確認できるのはどれか。2つ選べ。
2つ選択
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正解: b・d
正答
b:歯周組織の破壊程度、d:ポケット内壁の炎症
この問題のポイント
歯周プローブで得る主情報は、ポケット底の位置とプロービング時出血です。これを組織破壊と炎症へ結び付けます。
解説
プローブを歯軸に沿って軽圧で歯肉溝・歯周ポケットへ挿入し、歯面を歩かせるように全周を測ります。PPDは歯肉辺縁からポケット底、CALはCEJからポケット底までの距離で、後者は累積的な歯周組織破壊を反映します。また挿入後に出血するBOPは、潰瘍化したポケット上皮と炎症性結合組織の存在を示し、炎症活動性の指標になります。プローブは量的プラーク測定や歯の動揺測定用器具ではありません。
選択肢の確認
- a 歯の動揺度:ピンセットの柄などで頬舌・垂直方向へ力を加え、Miller分類などで評価します。
- b 歯周組織の破壊程度:CALや骨縁形態を意識した全周測定により、支持組織喪失の程度を把握できます。
- c 歯肉縁下プラーク量:付着物の存在に触れることはあっても、プロービング値から量を定量できません。
- d ポケット内壁の炎症:BOPの有無が内壁の炎症を反映するため正しいです。
覚えるポイント
プロービングはPPD・CAL=ポケット底と破壊、BOP=炎症。軽圧・歯軸平行・ウォーキング法で6点法などを行います。