31AM086|第31回 歯科衛生士国家試験 過去問
「歯と口の健康週間」において、高校生を対象とした食生活に関する健康 教育の依頼を受けた。 指導目標として適切なのはどれか。2つ選べ。
2つ選択
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正解: a・c
正答
a:食べ方が心と体に影響を及ぼすことを理解する、c:食べ物が生活習慣病に関係していることを理解する
この問題のポイント
高校生には、幼児の摂食技能ではなく、自立した食選択、心身の健康、将来の生活習慣病との関係を理解する目標を設定します。
解説
青年期は朝食欠食、外食・中食、甘味飲料、夜食、過度なダイエットなど自分の判断による食行動が増えます。食事の量・時間・栄養バランスは、体格、口腔健康、集中力、気分、睡眠、月経など心身へ影響するため、その関連を理解して自己管理できることが目標です。また高糖質・高脂肪・高塩分の習慣は、う蝕だけでなく肥満、2型糖尿病、高血圧などの生活習慣病へ連続することを具体的に扱います。
選択肢の確認
- a 食べ方が心と体に影響を及ぼすことを理解する:青年期の摂食行動と心身健康を結び付ける適切な認知目標です。
- b 初めての食材にも食べる意欲が持てるようにする:食経験を広げる幼児期・学童初期の目標としての比重が高い内容です。
- c 食べ物が生活習慣病に関係していることを理解する:自立した選択が将来の健康へつながる高校生向け目標です。
- d 前歯で噛み切り、奥歯でしっかり噛み砕くことができるようにする:咀嚼機能を獲得する幼児期の発達目標です。
覚えるポイント
食育目標は発達段階別に、幼児=食経験・咀嚼技能、青年=自律的選択・心身・生活習慣病予防へ発展させます。