31AM093第31回 歯科衛生士国家試験 過去問

過去問題

66歳の女性。食事が飲み込みにくいことを主訴として来院した。口腔機能の低下が疑われたため、口腔機能精密検査を行った。検査に用いた器具の写真(別冊午前 No.33A)と検査実施時の写真(別冊午前 No.33 B)を別に示す。 検査内容はどれか。1つ選べ。

31AM093の問題画像
解答・解説を見る

正解: c

正答

c:口腔湿潤度

この問題のポイント

写真Aは先端のセンサーを写真Bのように舌背へ一定圧で当て、粘膜の水分量を数値化する口腔水分計です。

解説

口腔水分計は静電容量などを利用し、舌背粘膜へセンサーを垂直に一定時間・一定圧で接触させて口腔粘膜湿潤度を測定します。口腔機能低下症の精密検査では、測定値から口腔乾燥の程度を客観評価する方法の一つです。測定前の飲食・含嗽、測定位置、圧、反復回数をそろえます。舌の力・巧緻性、衛生状態はそれぞれ異なる器具や観察尺度で調べるため、写真の機器外観と舌への当て方から判別します。

選択肢の確認

  • a 舌圧:バルーン状プローブを舌と口蓋で押しつぶし、最大舌圧をkPaで測る舌圧測定器を用います。
  • b 舌運動:「パ・タ・カ」の反復回数を測るオーラルディアドコキネシスなどで巧緻性を評価します。
  • c 口腔湿潤度:平坦なセンサーを舌背へ接触させる写真の測定内容なので正答です。
  • d 口腔衛生状態:舌苔付着度、プラーク指数、細菌数測定などで評価し、この水分センサーの測定対象ではありません。

覚えるポイント

水分計を舌背へ当てる=口腔湿潤度、バルーンを舌で押す=舌圧、パタカ反復=舌口唇運動です。

関連問題

31AM09231AM094
学習アプリでこの問題を解く(記録・メモ・カード化)