31PM078第31回 歯科衛生士国家試験 過去問

過去問題

58歳の男性。上の奥歯がぐらついて食事がとりづらくなったことを主訴として来院した。半年前から上顎右側臼歯部に動揺があるという。全身疾患の既往歴はない。患者との会話を示す。 歯科衛生士:タバコが歯周病を悪化させることはご存知ですか。 患者:この前テレビでやってたのを見たよ。奥歯がぐらついてきたし、やっぱりタバコやめないとダメかなと思ってたところなんだ。 歯科衛生士:とてもよい気付きをされたと思います。禁煙するとしたら、いつぐらいから始めようと思っていますか。 患者:仕事も落ち着いてきたし、できれば今月中に始めようかなと思っているけど。 この患者の禁煙ステージはどれか。1つ選べ。

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正解: c

正答

c:準備期

この問題のポイント

患者は禁煙の必要性を認識し、「今月中に始めよう」と1か月以内の開始を具体的に考えています。行動変容ステージの準備期です。

解説

行動変容の段階モデルでは、禁煙意思がない無関心期、6か月以内を考える関心期、1か月以内に実行する意思があり準備を始める準備期、実際に禁煙して6か月未満の実行期、6か月以上継続する維持期へ進みます。本例は喫煙と歯周病の関係を理解し、仕事の状況も考えて今月中という開始時期を口にしています。まだ禁煙開始前ですが、漠然とした関心を越えた具体的計画があるため準備期です。

選択肢の確認

  • a 無関心期:近い将来に禁煙する意思がなく、問題を認識していないか変えるつもりがない段階です。
  • b 関心期:問題を認識し6か月以内の行動を考えるものの、1か月以内の具体的開始には至っていない段階です。
  • c 準備期:患者は「今月中」と1か月以内の禁煙開始を意図しており、この段階に該当します。
  • d 実行期:すでに禁煙行動を開始して6か月未満の段階です。本例はまだ喫煙をやめていません。

覚えるポイント

禁煙では意思なし=無関心、6か月以内=関心、1か月以内=準備、開始後6か月未満=実行、6か月以上=維持です。

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