31PM083|第31回 歯科衛生士国家試験 過去問
介護保険施設から介護職員を対象とした口腔ケアに関する講話を依頼された。入所者のBDR指標の評価を表に示す。 講話の内容として適切なのはどれか。2つ選べ。

2つ選択
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正解: b・d
正答
b:義歯着脱方法、d:ブラッシング方法
この問題のポイント
BDR指標はB〈ブラッシング〉、D〈義歯着脱〉、R〈うがい〉の自立度を表します。表ではB・Dとも自立者aが0人です。
解説
表のBはa 0人、b 4人、c 6人、Dはa 0人、b 5人、c 5人で、全員がブラッシングと義歯着脱のいずれかの援助を必要としています。介護職員には、本人の残存能力を生かした歯ブラシの把持・介助位置、粘膜を傷つけない義歯の着脱方向、義歯と口腔粘膜の清掃、夜間保管などを具体的に伝える意義が高いです。Rでは自立者がなく、とくにcが8人なので、洗口剤の種類より誤嚥させない清拭・吸引方法を優先します。
選択肢の確認
- a うがいの効果:Rでうがい困難者が多く、効果の一般論より代替となる安全な清拭・吸引支援が必要です。
- b 義歯着脱方法:Dの自立者が0人で全員に介助課題があるため、着脱方向と安全な介助法は適切な講話内容です。
- c 洗口剤の種類:うがいを自立して行えない入所者が多く、製剤選択だけでは誤嚥防止や口腔清潔の課題を解決しません。
- d ブラッシング方法:Bも自立者が0人なので、部分介助・全介助を含むブラッシング技術の共有が必要です。
覚えるポイント
BDRはB=Brush、D=Denture、R=Rinse。自立度の低い項目から、介護者が実行できる具体的支援内容を組み立てます。