31PM087|第31回 歯科衛生士国家試験 過去問
A県B市のコミュニティセンターを利用している就学前の子どもの保護者を対象に口腔の健康教室を行うことになった。A県全体とB市の一人平均df歯数とう歯を持つ児の割合を表に示す。 健康教室のテーマとして適切なのはどれか。1つ選べ。

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正解: c
正答
c:間食
この問題のポイント
表ではB市がA県全体より一人平均df歯数も、う歯をもつ児の割合も高値です。就学前児のう蝕へ直結する糖質摂取頻度を扱います。
解説
B市は一人平均df歯数2.8本で県全体1.8本を上回り、う歯をもつ児も41.4%で県全体30.2%より多いことから、地域として乳歯う蝕予防を優先すべき状況です。間食の回数が多く、砂糖を含む菓子・飲料を時間を決めず摂ると、プラークpHが繰り返し低下して脱灰時間が長くなります。健康教室では、回数・時間を決める、水や茶を選ぶ、菓子の内容を工夫する、飲食後の清掃を組み合わせるという具体策が適します。
選択肢の確認
- a 外食:栄養や生活習慣の広いテーマですが、表の乳歯う蝕指標上昇へ最も直接的な教育テーマではありません。
- b 過食:総エネルギー摂取や肥満との関係が中心で、う蝕では糖質の総量だけでなく摂取頻度が重要です。
- c 間食:就学前児の砂糖摂取回数・飲料・時間を改善し、反復脱灰を減らせるため適切です。
- d 孤食:食育や心理社会的支援では重要ですが、提示されたdf歯数・う蝕有病割合への直接対策としては優先度が低いです。
覚えるポイント
幼児う蝕指導では間食の量だけでなく頻度・時間・糖質内容・飲料を確認し、家庭で実行可能な一つの変更へつなげます。