32AM025|第32回 歯科衛生士国家試験 過去問
国際連合が2015 年に採択した、すべての国に適用される普遍的な目標はどれか。1 つ選べ。
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正解: a
正答
a:持続可能な開発目標〈SDGs〉
この問題のポイント
2015年の国連サミットで採択された「持続可能な開発のための2030アジェンダ」には、先進国と開発途上国の双方が取り組む17のSDGsが掲げられた。
解説
SDGsは2030年を期限とし、貧困、飢餓、健康、教育、ジェンダー、気候変動などを相互に関連する17目標・169ターゲットとして示す。「誰一人取り残さない」という理念のもと、途上国だけでなく日本を含むすべての国が対象となる点が重要である。前身のMDGsは2000年に採択され、2015年までの達成を目指した8目標で、途上国の貧困・保健課題を中心にしていた。ヘルスプロモーションとプライマリーヘルスケアは保健政策上重要だが、2015年採択の普遍的開発目標の名称ではない。
選択肢の確認
- a 持続可能な開発目標〈SDGs〉:2015年採択、2030年期限、17目標で構成され、経済・社会・環境の課題へ全加盟国が取り組む枠組みである。
- b ミレニアム開発目標〈MDGs〉:2000年から2015年までの8目標で、極度の貧困削減や乳幼児死亡率改善など途上国課題に重点を置いた。
- c ヘルスプロモーション〈HP〉:人々が自ら健康をコントロールし改善できるようにする過程で、1986年のオタワ憲章が代表的である。
- d プライマリーヘルスケア〈PHC〉:住民参加、公平性、適正技術などを重視する基本的保健医療で、1978年のアルマ・アタ宣言に示された。
覚えるポイント
年表は1978年PHC、1986年HP、2000年MDGs、2015年SDGs。SDGsの識別語は「17目標・2030年・すべての国」である。