32AM024第32回 歯科衛生士国家試験 過去問

過去問題

OHIのDIの診査基準と点数を図に示す。 この尺度はどれか。1 つ選べ。

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正解: b

正答

b:順序尺度

この問題のポイント

OHIのDIは付着物の広がりを0〜3点の段階に分ける。数字の大小には清掃状態の良否という順番があるが、隣接点の差が等しいとは保証されない。

解説

図では0点が付着なし、1点が歯冠3分の1以内、2点が3分の1以上3分の2未満、3点が3分の2以上を表す。0<1<2<3という重症度の順序は明確なので順序尺度である。しかし、2点の汚れが1点の正確な2倍という意味ではなく、0点と1点の差が2点と3点の差と同量ともいえない。したがって加減算や比の解釈には向かない。統計では中央値や順位に基づく扱いが基本となる。番号を単なるカテゴリー名として使う名義尺度より情報量は多いが、温度のような間隔尺度や、絶対的な0をもつ比率尺度には届かない。

選択肢の確認

  • a 間隔尺度:値の差が等しいことを前提とする尺度であるが、DIの1点差は付着面積の等間隔な増加を表していない。
  • b 順序尺度:点数が高いほど付着範囲が大きいという順位を示す一方、点数間の距離は一定でないため該当する。
  • c 比率尺度:真の0があり倍数比較できる身長・重量などの尺度で、DI 2点を1点の2倍と解釈することはできない。
  • d 名義尺度:血液型のように分類名だけを示して順番をもたない尺度だが、DIには0から3への明確な序列がある。

覚えるポイント

名義=分類だけ、順序=大小順まで、間隔=等間隔、比率=等間隔に加えて絶対0。診査基準の段階点は、多くの場合「差」ではなく「順位」を表す。

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