32AM035第32回 歯科衛生士国家試験 過去問

過去問題

ある検査に用いる器材の写真(別冊午前No.3) を別に示す。 この検査により評価するのはどれか。1 つ選べ。

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正解: d

正答

d:咀嚼能力

この問題のポイント

写真は、被験者が規定のグミゼリーを咀嚼した後、溶出したグルコース濃度を測る咀嚼能力検査の器材である。青いメッシュ、採取液、試験紙、測定器が一組になっている。

解説

グミゼリーを一定回数咀嚼すると、食品が細かく粉砕されるほど表面積が増え、内部のグルコースが溶出しやすくなる。咀嚼後の試料をメッシュでろ過し、専用センサーでグルコース濃度を測定することで、咀嚼能力を数値化する。口腔機能低下症では咀嚼機能低下の評価法の一つとして用いられる。写真の器材は、舌でプローブを押す舌圧測定器、感圧フィルムを咬む咬合力検査、口腔粘膜へセンサーを当てる口腔水分計とは外観も測定原理も異なる。

選択肢の確認

  • a 舌圧:舌圧は口蓋部のバルーン状プローブを舌で押しつぶし、発生圧をkPaで測る装置を使用する。
  • b 咬合圧:上下歯列で感圧フィルムや圧力センサーを咬み、咬合接触ごとの圧力・面積から評価する。
  • c 口腔乾燥:口腔水分計を舌粘膜などへ一定圧で当てて水分量を測る方法で、グミのグルコース分析は行わない。
  • d 咀嚼能力:グミの粉砕に伴うグルコース溶出量を専用測定器で定量し、食物を細かくする能力を評価する。

覚えるポイント

グミ+メッシュ+グルコース測定器=咀嚼能力。舌圧はバルーン、咬合力は感圧フィルム、口腔乾燥は水分センサーという器材の特徴で見分ける。

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