第32回

32AM093|第32回 歯科衛生士国家試験 過去問

2つ選択

矯正歯科治療に使用する器具の写真(別冊午前No.37)を別に示す。 角線のワイヤーを屈曲するのはどれか。2つ選べ。

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正解c・d

正答

c:③、d:④

この問題のポイント

角線は断面の辺・面を保持して曲げやトルクを付与する。写真③の平行な角型把持面をもつプライヤーと、角線サイズ・角度目盛を備えたトルク形成器④が適する。

解説

矩形断面の角線は、ブラケットスロット内で回転させると歯根方向を制御するトルクを発現する。変形を防ぎながら把持するには、溝や平坦面で角線を確実に保持できるプライヤーを使う。写真③は平坦で角張った嘴部により角線へ段差や曲げを加える器具である。④はワイヤー径と付与角度の目盛があるトルク形成器で、一定量のねじりを再現できる。丸線用の円錐嘴や撤去用プライヤーでは角線の面を安定保持できない。

選択肢の確認

  • a ①:円錐状の嘴をもつ丸線用プライヤーで、ループや円弧の形成には適するが、角線の面を保持して規定角度を付けにくい。
  • b ②:幅広く湾曲した嘴をもつ撤去・把持用器具で、バンドや装置を外す用途が中心であり精密な角線屈曲用ではない。
  • c ③:平坦で角型の把持面が角線を滑らず保持し、ベンドやオフセットを形成できるプライヤーである。
  • d ④:.016〜.018などの線径と角度目盛を選択し、矩形ワイヤーへ一定のトルクを与える専用器具である。

覚えるポイント

丸線は円錐嘴でループ形成、角線は平坦な角型把持面で曲げる。角線のねじり量を規格化する器具がトルク形成器である。

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