32PM065|第32回 歯科衛生士国家試験 過去問
30 歳の女性。歯垢染め出し後の口腔内写真(別冊午後No.28))を別に示す。 PHPで評価したときの上顎前歯のスコアはどれか。1 つ選べ。

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正解: b
正答
b:3
この問題のポイント
PHPは対象歯面を5区分し、染色プラークがある区分を各1点で数えます。写真の上顎右側中切歯唇面では3区分に染色が認められるため、歯面スコアは3です。
解説
Patient Hygiene Performance〈PHP〉では、上顎右側中切歯、上下左右の第一大臼歯、下顎左側中切歯を代表歯として評価します。大部分は唇・頬側面、下顎第一大臼歯は舌側面を観察します。対象面を近心部、遠心部、および中央部の歯頸側・中央・切縁側という合計5区分に分け、染色の有無を0または1で採点します。写真では上顎右側中切歯の5区分中3区分が陽性なので合計3です。面積の割合を目測して0~5点とするのではなく、染色された区画数を数える点が要点です。
選択肢の確認
- a 2:染色区分を二つしか数えておらず、写真で陽性となる第三の区分を見落とした値です。
- b 3:対象の上顎右側中切歯唇面を5区分して判定すると、染色を認める区分が三つあります。
- c 4:染色が連続して見えても区画ごとに判定し、陰性の区分まで加点しないため4点にはなりません。
- d 5:5点は近心・遠心・中央三分画の全区分が染色された場合で、写真の状態よりプラーク付着が広範です。
覚えるポイント
PHPは「1歯面を5区分、各区分0/1、最大5点」です。O'LearyのPCRのような歯面単位の陽性率や、プラーク面積率とは計算方法が異なります。