32PM095|第32回 歯科衛生士国家試験 過去問
義歯の製作時に使用する器材の写真(別冊午後No .40)を別に示す。 ろう義歯の試適時に準備するのはどれか。2 つ選べ。

2つ選択
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正解: b・c
正答
b:②、c:③
この問題のポイント
図②は患者が審美性を確認する手鏡、③は咬合平面の向きを確認する咬合平面板です。ろう義歯試適では人工歯排列、顔貌、咬合高径、咬合平面、発音を患者とともに確認します。
解説
ろう義歯試適は、人工歯をワックス床上へ排列した段階で、重合前に審美・機能・咬合を修正できる重要な工程です。手鏡で正中線、口唇支持、前歯の露出量、色調・形態を患者にも確認してもらいます。咬合平面板をろう義歯の咬合面へ当て、前方では瞳孔線、側方では鼻翼耳珠線との関係を確認します。図①の人工歯色調見本は人工歯選択の前段階、④のモデリングコンパウンドは個人トレーの辺縁形成など印象採得で使う材料です。
選択肢の確認
- a ①:人工歯の色・形を選ぶ見本で、試適時にはすでに選択・排列された人工歯を評価します。
- b ②:手鏡で患者自身が前歯排列、口唇との調和、顔貌を確認し、希望を最終義歯へ反映できます。
- c ③:咬合平面板を用いて、ろう義歯の咬合平面が顔貌の基準線と調和しているかを判定します。
- d ④:棒状のモデリングコンパウンドは加熱軟化してトレー辺縁形成等に用い、ろう義歯試適の確認器材ではありません。
覚えるポイント
ろう義歯試適では「正中・前歯露出・口唇支持・咬合高径・中心咬合・咬合平面・発音・患者の同意」を重合前に確認します。