33AM036|第33回 歯科衛生士国家試験 過去問
MRIで利用するのはどれか。1つ選べ。
解答・解説を見る
正解: a
正答
a:磁気
この問題のポイント
MRIは強い静磁場と高周波パルスを用い、体内の水素原子核からの信号を画像化します。エックス線を用いるCTとの区別が中心です。
解説
MRIでは強い静磁場内で体内の水素原子核の向きを揃え、そこへ共鳴条件の高周波パルスを加えます。パルス停止後に原子核が元の状態へ戻る際の信号と緩和時間の差を利用して、軟組織を優れたコントラストで描出します。電離放射線による被曝はありませんが、磁性体の吸引、金属製医療機器の作動、高周波による発熱などへの安全確認が必要です。
選択肢の確認
- a 磁気:強い静磁場と勾配磁場がMRIの位置情報と原子核配列に必須なので正しいです。
- b 超音波:生体内での音響インピーダンス差による反射を用いる超音波検査のエネルギーです。
- c エックス線:単純エックス線撮影やCTで利用する電離放射線で、MRIでは使いません。
- d マイクロ波:電磁波の一種ですが、MRIで用いるのはラジオ波帯の高周波と磁場であり、設問の代表的な原理は磁気です。
覚えるポイント
CT=エックス線の吸収差、MRI=磁場・高周波と水素原子核、超音波=音波の反射と三組で整理します。MRI室に物品を持ち込む前に磁性体を確認します。