33AM047|第33回 歯科衛生士国家試験 過去問
固定性ブリッジに使用するポンティックはどれか。2つ選べ。
2つ選択
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正解: c・d
正答
c:離底型、d:リッジラップ型
この問題のポイント
固定性ブリッジのポンティックは支台装置と一体化され、欠損部歯槽堤との接触方式により清掃性と審美性を調整します。代表的な離底型とリッジラップ型を選びます。
解説
離底型ポンティックは基底面を歯槽堤粘膜から離し、下方に清掃空間を確保する形態で、審美性の要求が低い下顎臼歯部などに用いられます。リッジラップ型は頰側から見ると歯が歯槽堤から萌出したように見え、基底面は粘膜に限定的に接触するため、審美性と清掃性の折り合いをつけられます。どの形態でもフロススレッダーなどで基底面を清掃できる設計が必要です。
選択肢の確認
- a 鞍状型:歯槽堤を頰舌側から広く覆う完全鞍状の接触はプラークが滞留しやすく、清掃性の観点から固定性ブリッジの適切なポンティック形態として選びません。
- b 有床型:可撤性義歯の人工歯を義歯床で支える構成に関係し、支台歯に固定するブリッジポンティックの代表形態ではありません。
- c 離底型:基底面を粘膜から離して高い清掃性を得る、臼歯部の固定性ブリッジに用いる形態です。
- d リッジラップ型:頰側の審美性を確保しつつ、舌側の接触を減らして清掃できる固定性ブリッジの形態です。
覚えるポイント
ポンティックは前歯部で審美性、臼歯部で清掃性の比重が大きくなります。離底型は粘膜と接触せず、リッジラップ型は頰側の見え方と舌側の清掃性を両立すると整理します。