33AM092|第33回 歯科衛生士国家試験 過去問
二次救命処置はどれか。2つ選べ。
2つ選択
解答・解説を見る
正解: a・c
正答
a:気管挿管、c:静脈路の確保
この問題のポイント
二次救命処置〈ALS〉は、胸骨圧迫・人工呼吸・AEDなどの一次救命処置を継続しながら、医療従事者が高度な気道確保、薬剤投与、原因検索を行う段階です。
解説
心停止時はまず質の高い胸骨圧迫、バッグマスクなどによる換気、除細動を遅滞なく開始します。その上でALSでは気管挿管や声門上器具による高度気道確保、心電図波形の判定、静脈路・骨髄路からのアドレナリン等の投与、可逆的原因の検索と治療を行います。気管挿管のために胸骨圧迫を長く中断してはなりません。人工呼吸は市民を含むBLSの構成要素で、ハイムリック法は意識のある成人などの気道異物除去に用いる手技です。
選択肢の確認
- a 気管挿管:気管内チューブで確実な気道を確保して換気・酸素化を行う、訓練を受けた医療者による二次救命処置です。
- b 人工呼吸:気道確保と換気は一次救命処置にも含まれ、口対口法やバッグマスク換気として早期から行います。
- c 静脈路の確保:昇圧薬や抗不整脈薬、輸液を投与する経路を設ける処置で、ALSにおける薬物治療の基盤です。
- d ハイムリック法:窒息時に腹部突き上げで気道異物を排出させる応急手当で、心停止後の二次救命処置ではありません。
覚えるポイント
BLSは胸骨圧迫・気道・呼吸・AED、ALSは高度気道、静脈路、薬剤、心電図と原因治療です。高度処置を優先して胸骨圧迫を遅らせないことが重要です。