第33回

33AM093|第33回 歯科衛生士国家試験 過去問

2つ選択

逆流性食道炎と関連するのはどれか。2つ選べ。

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正解a・c

正答

a:酸蝕症、c:嚥下障害

この問題のポイント

逆流性食道炎では胃内容の酸が食道だけでなく口腔へ到達し、歯を化学的に脱灰させます。また食道粘膜の炎症や狭窄により、食物がつかえる嚥下障害を伴うことがあります。

解説

下部食道括約筋機能の低下などで胃酸を含む胃内容が逆流すると、食道粘膜にびらん・炎症を生じ、胸やけや呑酸が現れます。逆流が口腔まで反復すると、細菌が関与せずにエナメル質・象牙質が溶ける内因性酸蝕症を起こし、口蓋側・舌側面に所見が目立つことがあります。慢性炎症による浮腫、瘢痕性狭窄や食道運動障害があると嚥下困難・つかえ感も生じます。就寝前飲食や食後すぐの臥床なども確認します。

選択肢の確認

  • a 酸蝕症:口腔へ逆流した胃酸が歯質の臨界pHを下回り、細菌性う蝕とは異なる化学的脱灰を起こします。
  • b 歯周炎:歯周病原性バイオフィルムと宿主応答が主病因で、胃酸逆流から直接生じる代表的口腔疾患ではありません。
  • c 嚥下障害:食道炎による疼痛、運動異常や慢性炎症後の狭窄により、嚥下時のつかえや通過障害が起こり得ます。
  • d 再発性アフタ:免疫、ストレス、外傷などが関与する反復性潰瘍で、逆流性食道炎に特徴的に伴う病変ではありません。

覚えるポイント

胃食道逆流では、胸やけだけでなく呑酸、嗄声、咳、嚥下困難、口蓋側・舌側優位の酸蝕を確認します。酸に触れた直後の強いブラッシングは避けます。

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