34PM079|第34回 歯科衛生士国家試験 過去問
安静時と摂食嚥下関連器官の運動検査時の写真(別冊午後No.31A,B) を別に示す。 この検査で、Bの動きができない場合に生じるのはどれか。2つ選べ。

2つ選択
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正解: a・d
正答
a・d:食べこぼし、発音の不明瞭
この問題のポイント
写真Bで評価する口唇閉鎖・口唇運動ができない場合の摂食と構音への影響を問う問題です。
解説
口輪筋などによる口唇閉鎖は、食物を口腔内へ取り込み、咀嚼中に前方へこぼさず保持する働きがあります。またパ行などの両唇音や、口唇形態を変える発音に必要です。写真Bの運動ができないと食べこぼしと発音不明瞭が生じます。評価では左右差、筋力、運動速度、指示理解、顔面神経機能も確認します。
選択肢の確認
- a 食べこぼし:口唇閉鎖不全で前方から食物・唾液が漏れます。
- b 喀出能低下:主に呼吸筋、声門閉鎖、咳反射などに関係し、写真の口唇運動だけでは説明しません。
- c 咬合力低下:主に咀嚼筋・歯列支持に左右され、口唇運動の直接結果ではありません。
- d 発音不明瞭:両唇音などの構音が障害されます。
覚えるポイント
口唇は取り込み・保持・両唇音、舌は送り込み・構音、頬は歯列へ食物を戻す役割と整理します。