34PM078|第34回 歯科衛生士国家試験 過去問
82歳の女性。大腿骨頸部骨折のため居宅で療養中である。口腔内にプラークの付着が多く、口臭が気になると介護支援専門員から口腔衛生管理を依頼された。本人に口腔清掃の実地指導を行った際、歯ブラシを持ったまま鏡の前で 呆然としていることが複数回確認された。 実施すべき検査はどれか。1つ選べ。
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正解: a
正答
a:MMSE
この問題のポイント
歯ブラシを持っても行動を開始できず呆然とする反復所見から、認知機能低下を疑って行うスクリーニング検査を選ぶ問題です。
解説
MMSEは見当識、記銘、注意・計算、再生、言語、図形模写などを質問・課題で評価する認知機能スクリーニングです。本例では道具は持てても清掃手順を開始・遂行できない失行や認知低下の可能性があり、評価が必要です。得点だけで認知症を確定せず、教育歴、感覚障害、せん妄、抑うつ、生活機能を含め医療へつなげます。
選択肢の確認
- a MMSE:認知機能を多面的に評価する検査で本例に適します。
- b MWST:少量の水を飲んで嚥下機能をみる改訂水飲みテストです。
- c GOHAI:口腔関連QOLを自己回答で評価します。
- d MNA-SF:高齢者の低栄養リスクをスクリーニングします。
覚えるポイント
MMSEは認知、MWSTは嚥下、GOHAIは口腔QOL、MNA-SFは栄養です。検査目的を略語と対応させます。