35PM046第35回 歯科衛生士国家試験 過去問

過去問題

80歳の女性。歯肉からの出血を主訴として来院した。5年前に下顎にインプラントオーバーデンチャーを装着したという。診察の結果、インプラント周囲歯肉の腫脹と清掃不良が認められた。歯科医師から口腔衛生管理の指示を受けた。来院時の口腔写真を別に示す。チェアサイドの口腔清掃で用いるのはどれか。2つ選べ。

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2つ選択
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正解: b・d

正答

b・d:スーパーフロス、ワイヤーコーティングされた歯間ブラシ

この問題のポイント

インプラントオーバーデンチャーのアタッチメント周囲を安全に清掃する器具を選ぶ問題です。複雑な形態へ届き、金属表面を傷つけにくいものを使います。

解説

インプラント周囲はプラーク停滞により粘膜炎から周囲炎へ進むことがあります。スーパーフロスの太いスポンジ部はバーやアタッチメント下へ通して面を清掃でき、コーティングワイヤーの歯間ブラシは金属芯によるインプラント表面の損傷を減らします。サイズを合わせ、過大な力を加えず、義歯側のアタッチメントも合わせて清掃します。

選択肢の確認

  • a 鎌型スケーラー:鋭い金属刃でインプラント表面を傷つけるおそれがあり、日常的な清掃用具として不適切です。
  • b スーパーフロス:アタッチメント下や広い隙間を包み込んで清掃できます。
  • c ヨウ素系洗口液:化学的補助になり得ても、付着プラークを機械的に除去する中心器具ではありません。
  • d コーティング歯間ブラシ:適切な径なら周囲へ到達し、金属芯の直接接触も避けられます。

覚えるポイント

インプラント清掃は『届く形態』『傷をつけにくい材質』『適正サイズ』『義歯側も清掃』を確認します。

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