35PM045|第35回 歯科衛生士国家試験 過去問
部分床義歯のリラインの目的はどれか。1つ選べ。
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正解: d
正答
d:粘膜適合状態の改善
この問題のポイント
部分床義歯のリラインが、義歯のどの面を修正する処置かを問う問題です。床内面を裏装し、顎堤粘膜との適合を回復します。
解説
義歯装着後は顎堤吸収などにより床内面と粘膜の間に隙間が生じ、沈下、動揺、食片圧入、疼痛が起こることがあります。リラインは人工歯や義歯床の大部分を維持したまま、床内面へ材料を追加して適合を改善する処置です。咬合関係、義歯設計、床縁、粘膜病変も評価し、適応が不十分ならリベースや新製を検討します。
選択肢の確認
- a 咬合高径の回復:咬合高径を意図的に変えることがリラインの主目的ではありません。
- b 鉤歯の動揺抑制:適合改善で負担が減る可能性はありますが、直接目的は粘膜面の修正です。
- c 義歯床の破折防止:破折修理や補強とは異なる処置です。
- d 粘膜適合状態の改善:床内面を裏装する本来の目的で正しいです。
覚えるポイント
リラインは床内面を追加、リベースは床用材料を広く置換、リペアは破損部の修理と区別します。