33PM048|第33回 歯科衛生士国家試験 過去問
部分床義歯の写真(A、B)を別に示す。矢印で示す部位の役割はどれか。2つ選べ。

2つ選択
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正解: b・d
正答
b:不潔域の減少、d:義歯着脱方向の規制
この問題のポイント
矢印は支台歯のガイドプレーンへ接触する義歯のガイドプレート〈隣接面板〉です。平行な接触面が義歯の着脱方向を決め、歯と義歯の隙間を減らして食物停滞を抑えます。
解説
ガイドプレーンは支台歯の隣接面などに設定した、義歯の着脱方向と平行な面です。部分床義歯側のガイドプレートがこの面へ接触すると、義歯は所定の経路に沿って着脱され、側方への回転や動揺が抑えられます。また支台歯と義歯構成要素の間に大きな死腔ができにくく、食片圧入・プラーク停滞を減らせます。垂直的な咬合圧支持はレスト、離脱への直接抵抗はクラスプの維持腕などが主に担います。
選択肢の確認
- a 咬合圧の分散:咬合力を支台歯と顎堤へ伝え分散する主構造はレスト・義歯床で、ガイドプレートの第一機能ではありません。
- b 不潔域の減少:支台歯隣接面へ密接して余分な隙間を減らし、食物残渣やプラークが停滞する領域を小さくします。
- c 義歯の離脱防止:着脱方向と反対の引き抜き力へ抵抗する直接維持は、主にクラスプ維持腕やアタッチメントが担います。
- d 義歯着脱方向の規制:互いに平行なガイド面と接触し、義歯を設計した一方向へ挿入・撤去させます。
覚えるポイント
ガイドプレーン・ガイドプレート=着脱方向と清掃性、レスト=支持、クラスプ維持腕=離脱抵抗、と部分床義歯の機能を分けます。