33AM094第33回 歯科衛生士国家試験 過去問

過去問題

抜歯に用いられる器具とその先端の写真を別に示す。掻爬に用いるのはどれか。1つ選べ。

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正解: a

正答

a:①

この問題のポイント

①は先端が小さな匙状になった鋭匙〈外科用キュレット〉です。抜歯窩内の肉芽組織や病的軟組織を掻き取る掻爬に用います。

解説

抜歯後に根尖病変や炎症性肉芽組織が残る場合、抜歯窩を直視・触知しながら外科用鋭匙の匙状刃を骨面へ当て、病的軟組織を掻爬します。正常な骨壁を不必要に傷つけず、残根や異物の有無も確認した後に洗浄します。写真①は両端に小さなカップ状の刃をもつため、湾曲した抜歯窩へ到達して掻き出す用途に適します。②は骨膜剝離、③は歯の脱臼、④は骨面の平滑化に用いる形態です。

選択肢の確認

  • a ①:匙状の刃で抜歯窩壁に沿って肉芽組織や嚢胞性軟組織を掻き取る外科用鋭匙です。
  • b ②:平坦で鈍い剝離子状の先端をもち、粘膜骨膜弁を骨面から剝離・挙上する操作に適します。
  • c ③:太い柄と直線的なくさび状先端をもつエレベーターで、歯根膜腔へ挿入して歯・歯根を脱臼させます。
  • d ④:表面に多数の溝をもつ骨やすりで、鋭縁となった歯槽骨を削って平滑に整えるために使用します。

覚えるポイント

匙状=掻爬、平坦な剝離子=骨膜剝離、太い柄のくさび=脱臼、溝状面=骨整形です。掻爬は病的組織がある場合に必要最小限で行います。

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