35PM105|第35回 歯科衛生士国家試験 過去問
一次救命処置における胸骨圧迫で適切なのはどれか。2つ選べ。
2つ選択
解答・解説を見る
正解: a・b
正答
a・b:毎分100~120回、胸骨下半分
この問題のポイント
一次救命処置における成人の質の高い胸骨圧迫について、テンポと手の位置を問う問題です。硬い床上で胸骨下半分を規定速度で圧迫します。
解説
反応と正常な呼吸がない成人では救急要請とAED手配を行い、胸骨下半分の中央へ手掌基部を置いて毎分100~120回、深さ約5 cm(6 cmを超えない)で圧迫します。圧迫ごとに胸郭を完全に戻し、中断を最小限にします。可能なら30回圧迫と2回人工呼吸を繰り返し、AED到着後は音声指示に従います。
選択肢の確認
- a 100~120回/分:成人胸骨圧迫の推奨テンポです。
- b 胸骨の下半分:剣状突起を避け、胸の中央の胸骨下半分を圧迫します。
- c 柔らかいマット上:体が沈み圧迫深度を確保できないため、硬く平らな面へ移すか背板を用います。
- d 圧迫後に人工呼吸5回:成人の基本比は圧迫30回に人工呼吸2回で、5回ではありません。
覚えるポイント
質の指標は『胸骨下半分、100~120回/分、深さ約5 cm(6 cmを超えない)、完全な戻り、中断最小』です。AEDをできるだけ早く使用します。