33AM096|第33回 歯科衛生士国家試験 過去問
器材の写真を別に示す。無髄歯の漂白に使用するのはどれか。2つ選べ。

2つ選択
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正解: b・d
正答
b:②、d:④
この問題のポイント
無髄歯の内部漂白では、漂白剤を練和するガラス練板とスパチュラ②、強い酸化剤から歯肉・口腔粘膜を隔離するラバーダムシートとクランプ④を使用します。
解説
無髄歯漂白では根管充填状態と歯根破折・う蝕を確認し、歯冠側の根管充填材を適切な深さまで除去して歯頸部に封鎖材を置きます。過ホウ酸ナトリウムなどの漂白剤を指示された液で練和し、変色した歯冠部歯髄腔へ置いて仮封する方法などがあります。強い酸化剤が軟組織へ漏れると化学熱傷を起こすため、ラバーダム防湿と辺縁封鎖が不可欠です。②は練和、④は隔離に用い、光重合器や充填材用シリンジは漂白そのものの必須器材ではありません。
選択肢の確認
- a ①:細いチップ付きシリンジはレジン系材料などの精密填入に用いる形態で、無髄歯漂白剤の練和・軟組織隔離を担いません。
- b ②:ガラス練板上でプラスチックスパチュラを用い、粉末と液を所定の稠度に練和して歯髄腔へ用います。
- c ③:可視光線照射器は光重合型レジンを硬化させる器械で、内部漂白剤の基本的な調製・作用に必要な器材ではありません。
- d ④:ラバーダムシートとクランプで処置歯を隔離し、漂白剤による歯肉・粘膜の化学損傷と唾液汚染を防ぎます。
覚えるポイント
内部漂白では「根管封鎖の確認」「歯頸部バリア」「ラバーダム」「漂白剤の漏出防止」が安全の要点です。外部漂白と処置部位を混同しません。