33AM110|第33回 歯科衛生士国家試験 過去問
8歳の男児。定期歯科健康診査のため来院した。来院時の口腔内写真を別に示す。Hellmannの歯齢はどれか、1つ選べ。

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正解: b
正答
b:ⅢA
この問題のポイント
写真では第一大臼歯が萌出し、前歯部で乳切歯から永久切歯への交換が進んでいます。Hellmanの歯齢では、第一大臼歯と前歯の萌出期をⅢAとします。
解説
Hellmanの咬合発育段階は、暦年齢ではなく萌出と咬合の状態で判定します。8歳の写真には上下顎第一大臼歯と永久切歯がみられる一方、乳犬歯・乳臼歯が残っており、側方歯群はまだ永久犬歯・小臼歯へ交換していません。この「第一大臼歯および切歯の萌出・交換が進む第一大臼歯萌出期」がⅢAです。ⅢBは切歯交換後に側方歯群交換を待つ安定した混合歯列期、ⅣAは第二大臼歯が萌出するさらに後の段階です。
選択肢の確認
- a ⅡA:乳歯咬合完成後で第一大臼歯萌出前の乳歯列期にあたり、写真の永久切歯・第一大臼歯がある状態とは異なります。
- b ⅢA:第一大臼歯が萌出し、前歯部で永久切歯への交換が進む写真の混合歯列段階に一致します。
- c ⅢB:永久切歯の萌出が一段落し、乳犬歯・乳臼歯が残る側方歯群交換前の安定期で、写真より少し後です。
- d ⅣA:永久犬歯・小臼歯の交換後に第二大臼歯が萌出する時期で、8歳の写真には該当しません。
覚えるポイント
Hellman歯齢は、ⅢA=第一大臼歯と切歯の萌出、ⅢB=切歯交換後の休止期、ⅣA=第二大臼歯萌出と、目印となる歯で判定します。