33PM001|第33回 歯科衛生士国家試験 過去問
体内での酸素と二酸化炭素の運搬を模式図に示す。内呼吸はどれか。1つ選べ。

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正解: d
正答
d:④
この問題のポイント
内呼吸は、末梢組織の毛細血管と細胞との間で行われる酸素・二酸化炭素の交換です。図の④は血液から細胞へ酸素が渡り、細胞から血液へ二酸化炭素が移る部位を示します。
解説
肺胞で酸素化された血液は肺静脈から左心系を経て動脈へ送られ、末梢毛細血管へ到達します。組織では酸素分圧が血液より低いため、ヘモグロビンから離れた酸素が毛細血管壁を越えて細胞へ拡散します。細胞代謝で生じた二酸化炭素は逆方向に血液へ入り、主に重炭酸イオンとして肺へ運ばれます。この末梢でのガス交換が内呼吸です。肺胞と肺毛細血管間の交換②は外呼吸、気道と肺胞間①は換気です。
選択肢の確認
- a ①:大気と肺胞の間で空気が出入りする肺換気を示し、血液と組織細胞のガス交換である内呼吸ではありません。
- b ②:肺胞気と肺毛細血管血の間で酸素・二酸化炭素を交換する外呼吸の部位です。
- c ③:心臓が血液を肺循環・体循環へ送り出す循環経路を示し、ここ自体で細胞とのガス交換は行いません。
- d ④:末梢毛細血管と組織細胞の間で酸素が細胞へ、二酸化炭素が血液へ移る内呼吸の場です。
覚えるポイント
換気=大気と肺胞、外呼吸=肺胞と肺毛細血管、ガス運搬=血液、内呼吸=末梢血と組織細胞、と場所で区別します。