35PM005|第35回 歯科衛生士国家試験 過去問
大腸を模式図に示す。壁が伸展することで排便反射の起点となるのはどれか。1つ選べ。

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正解: d
正答
d:図の4
この問題のポイント
排便反射を誘発する伸展刺激が、結腸・直腸のどこで受容されるかを問う問題です。糞便が直腸へ入り直腸壁が伸展すると排便反射が起こります。
解説
大腸の蠕動で糞便がS状結腸から直腸へ送られると、直腸壁の伸展受容器が刺激されます。仙髄を介する副交感神経性の反射によって直腸の収縮と内肛門括約筋の弛緩が生じ、便意が起こります。外肛門括約筋は陰部神経を介して随意的に調節されるため、排便は反射と随意運動の協調で成立します。
選択肢の確認
- a 図の1:盲腸・上行結腸側であれば、水分吸収や内容物輸送に関わりますが便意の直接の起点ではありません。
- b 図の2:横行結腸側の伸展も蠕動に影響しますが、典型的な排便反射の受容部位ではありません。
- c 図の3:下行・S状結腸は糞便を直腸へ送りますが、反射の主刺激はその先です。
- d 図の4:直腸の伸展が排便反射を起こすため正しい選択です。
覚えるポイント
『直腸伸展→仙髄副交感神経→直腸収縮・内括約筋弛緩』を一連の反射弓として覚えます。