33PM017|第33回 歯科衛生士国家試験 過去問
口腔清掃用具の写真を別に示す。清掃用具と使用目的の組合せで正しいのはどれか。2つ選べ。

2つ選択
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正解: c・d
正答
c:③ー舌苔除去、d:④ー最終臼歯遠心面の清掃
この問題のポイント
写真③は舌表面に沿わせる舌クリーナー、④は小さな毛束を一点へ当てるワンタフトブラシです。器具のヘッド形態と届きやすい部位を対応させます。
解説
舌苔は舌乳頭間に剝離上皮、細菌、食物残渣などがたまったもので、幅広い弧状の③を舌後方から前方へ軽圧で動かして除去します。④のワンタフトブラシは小さな単毛束をもち、通常の歯ブラシが届きにくい最後方臼歯の遠心面、萌出途中歯、叢生部へ局所的に当てられます。①は歯間ブラシ、②は義歯用ブラシであり、提示された目的との組合せが逆です。粘膜や舌へ過大な圧を加えないようにします。
選択肢の確認
- a ①ー義歯清掃:①は細いワイヤー軸に毛を付けた歯間ブラシで、天然歯の歯間空隙を清掃し、義歯全体の清掃には適しません。
- b ②ー口腔粘膜清掃:②は硬さ・形の異なる二つの毛束を備えた義歯用ブラシで、粘膜へ用いると傷つけるおそれがあります。
- c ③ー舌苔除去:弧状の幅広い清掃部を舌背へ沿わせ、付着した舌苔を後方から前方へ掻き出す専用具です。
- d ④ー最終臼歯遠心面の清掃:小さな単毛束を最後方歯の遠心面へ直接当てられ、通常の歯ブラシが届かない部位を清掃できます。
覚えるポイント
歯間ブラシ=歯間、義歯ブラシ=義歯、舌クリーナー=舌背、ワンタフト=局所の届きにくい面です。用途外使用による粘膜損傷を防ぎます。