34AM001|第34回 歯科衛生士国家試験 過去問
全身骨格前面の一部の写真を別に示す。 矢印で示すのはどれか。1つ選べ。

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正解: b
正答
b:橈骨
この問題のポイント
写真の骨を、骨幹の形だけでなく近位端・遠位端の特徴と上肢/下肢の別から同定します。
解説
橈骨は前腕の母指側にある長骨です。近位端には円盤状の橈骨頭と細い頸があり、遠位端は幅広くなって手根骨と橈骨手根関節をつくります。写真ではこの「近位端が小さく、遠位端が大きい」形が識別の手掛かりです。前腕では橈骨が尺骨の周囲を回ることで回内・回外が起こります。歯科診療で体位変換や移乗を支援するときにも、四肢骨の位置と運動方向を理解しておくことが安全な介助につながります。
選択肢の確認
- a 脛骨:下腿内側の太い荷重骨で、近位端に大きな内外側顆があります。写真の上肢骨とは異なります。
- b 橈骨:円盤状の橈骨頭と幅広い遠位端をもつ前腕骨であり、正しいです。
- c 腓骨:下腿外側の細い骨で、遠位端は外果になります。手根骨とは関節しません。
- d 上腕骨:近位端に球状の上腕骨頭、遠位端に滑車と小頭をもつため形態が異なります。
覚えるポイント
橈骨は母指側・近位端が小さい・遠位端が広い、尺骨は小指側で肘頭が目立つ、と対比して覚えます。