33AM005|第33回 歯科衛生士国家試験 過去問
全身骨格の写真の一部を別に示す。寛骨はどれか。1つ選べ。

解答・解説を見る
正解: b
正答
b:②
この問題のポイント
全身骨格写真で、体幹と下肢を連結する幅広い帯状の骨を探し、密集する上肢帯の骨と区別します。
解説
写真の②は骨盤の左右をつくる寉骨です。寉骨は腸骨、坐骨、恥骨が発育の過程で癒合した骨で、外側の寉骨臼に大腿骨頭がはまって股関節を形成します。後方では仙骨と仙腸関節を、前方では左右の恥骨が恥骨結合をつくります。写真では大きな腸骨翼、閉鎖孔、寉骨臼といった特徴が手掛かりです。寉骨は仙骨とともに骨盤を構成し、体重を下肢に伝えます。
選択肢の確認
- a ①:胸郭前面中央にある胸骨を指し、寉骨ではありません。
- b ②:腸骨翼をもつ骨盤の幅広い骨であり、寉骨なので正しいです。
- c ③:肩から肘へ伸びる上腕骨で、近位端の骨頭は肩甲骨関節窩と肩関節をつくります。
- d ④:肩帯の前面で胸骨から肩甲骨の肩峰へ水平に走る鎖骨で、骨盤の構成骨ではありません。
覚えるポイント
寉骨は「腸骨・坐骨・恥骨の癒合」です。写真同定では、大きな腸骨翼と閉鎖孔、大腿骨頭を受ける寉骨臼の三点を確認します。