35AM001|第35回 歯科衛生士国家試験 過去問
全身骨格標本(背面)の一部の写真を別に示す。 矢印で示す骨と関節を形成するのはどれか。1つ選べ。

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正解: a
正答
a:鎖骨
この問題のポイント
写真で示された肩甲骨と、どの骨が関節をつくるかを問う問題です。肩甲骨は上腕骨だけでなく、肩峰で鎖骨とも連結します。
解説
肩甲骨の外側角にある関節窩は上腕骨頭と肩甲上腕関節をつくり、肩峰の内側端は鎖骨外側端と肩鎖関節をつくります。したがって、写真の矢印が示す肩甲骨と選択肢の中で直接関節を形成するのは鎖骨です。肩鎖関節は滑膜性の平面関節で、肩甲帯の運動に伴って小さな滑走や回旋を行います。骨格写真では、肩峰・烏口突起・関節窩・肩甲棘などの位置関係を背面から識別することが重要です。
選択肢の確認
- a 鎖骨:肩甲骨の肩峰と肩鎖関節を形成するため正しいです。
- b 尺骨:上腕骨および橈骨と関節しますが、肩甲骨とは関節しません。
- c 橈骨:上腕骨小頭、尺骨、手根骨と関節し、肩甲骨とは連結しません。
- d 第10肋骨:胸椎と関節する肋骨であり、肩甲骨とは筋を介して位置関係を持つだけです。
覚えるポイント
肩甲骨の主要な関節相手は、関節窩の上腕骨と肩峰の鎖骨です。骨が近接して見えても、筋でつながることと関節を形成することを区別しましょう。