34AM022|第34回 歯科衛生士国家試験 過去問
顎関節症の要因となるのはどれか。2つ選べ。
2つ選択
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正解: c・d
正答
c:ストレス、d:過大な開口
この問題のポイント
顎関節症を生物・心理・社会的な多因子疾患として捉え、発症・増悪因子を選びます。
解説
顎関節症には顎関節痛、咀嚼筋痛、関節雑音、開口障害などが含まれ、単一原因ではなく複数因子の組合せで発症します。心理社会的ストレスは筋緊張や食いしばり、痛みの増幅に関与し得ます。また、長時間または過大な開口は顎関節や咀嚼筋へ機械的負荷を与え、症状の誘発・増悪要因になります。歯科治療時には無理な連続開口を避け、適宜休憩を入れる配慮が必要です。一般的な飲酒や低栄養を、直接の代表的要因として選ぶ問題ではありません。
選択肢の確認
- a 飲酒:生活習慣として全身状態に影響し得ますが、顎関節症の代表的な直接要因ではありません。
- b 低栄養:全身の健康には重要でも、本問で問う典型的な発症・増悪因子ではありません。
- c ストレス:筋緊張、習癖、痛み認知へ影響するため正しいです。
- d 過大な開口:顎関節・咀嚼筋を過負荷にするため正しいです。
覚えるポイント
顎関節症は多因子性です。ストレス、ブラキシズム、過大開口などの寄与を評価し、侵襲の少ない保存的対応から考えます。