34AM082|第34回 歯科衛生士国家試験 過去問
80歳の女性。2年前に転倒により骨折して以来、外出時は車いすを使用している。『町内会の役員を継続すること』を望み、週に3回介護予防通所リハビリテーションに通っている。 国際生活機能分類〈ICF〉で『町内会の役員を継続すること』に該当するのはどれか。1つ選べ。
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正解: b
正答
b:参加
この問題のポイント
ICFで、個人が家庭・地域・社会で役割を担うことを「活動」と「参加」から見分けます。
解説
町内会の役員を継続することは、地域社会の中で役割をもち社会生活へ関与することであり、ICFの「参加」に該当します。ICFでは心身機能・身体構造、活動、参加を、健康状態、環境因子、個人因子との相互作用で捉えます。活動は課題や行為の個人による遂行、参加は生活・社会場面への関与です。車いす利用や通所リハビリテーションも、本人の希望する参加を実現する手段として評価できます。できないことだけでなく、本人が大切にする役割と環境上の促進因子を確認する視点が重要です。
選択肢の確認
- a 活動:食べる、移動するなど個人レベルの課題遂行を表します。
- b 参加:町内会役員という地域社会での役割継続なので正しいです。
- c 健康状態:骨折や脳卒中など疾患・外傷の状態を指します。
- d 心身機能・身体構造:筋力、関節、認知など身体・精神機能と解剖学的構造です。
覚えるポイント
ICFは活動=課題の遂行、参加=生活場面への関与。社会的役割や地域活動は参加です。