34AM110|第34回 歯科衛生士国家試験 過去問
70歳の男性。食べづらさを主訴として来院した。脳梗塞の既往がある。口腔機能低下症の検査結果を表に示す。適切な口腔機能訓練はどれか。2つ選べ。

2つ選択
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正解: a・c
正答
a:舌抵抗訓練、c:口唇の可動域訓練
この問題のポイント
口腔機能低下症の7項目から低下している機能だけを読み取り、対応する訓練を選びます。
解説
表では口腔不潔、乾燥、咬合力、咀嚼、嚥下は基準内ですが、舌口唇運動機能低下と低舌圧が該当しています。低舌圧には、舌を口蓋や舌圧子へ押し付ける舌抵抗訓練が対応します。舌口唇運動の低下には、口唇を突出・横引き・閉鎖させる可動域訓練や音節反復などを行います。アイスマッサージは嚥下反射誘発を目的とする間接訓練、バルーン拡張は食道入口部開大障害などへ専門的評価下で行う訓練であり、本例は嚥下機能低下に該当しないため選びません。
選択肢の確認
- a 舌抵抗訓練:低舌圧に直接負荷を与えるため正しいです。
- b アイスマッサージ:嚥下反射を促す感覚刺激で、本例の低下項目とは合いません。
- c 口唇の可動域訓練:舌口唇運動機能低下へ対応するため正しいです。
- d バルーン拡張訓練:輪状咽頭部の開大障害などが適応で、本例には不要です。
覚えるポイント
口腔機能低下症は低下項目と訓練を一対一で対応。低舌圧→舌抵抗、舌口唇運動低下→可動域・反復訓練です。