32PM110|第32回 歯科衛生士国家試験 過去問
機器の写真(別冊午後No.50)を別に示す。 口腔機能低下症の評価に用いるのはどれか。2 つ選べ。

2つ選択
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正解: b・d
正答
b:②、d:④
この問題のポイント
図②は口腔水分計で口腔乾燥を、④は音節反復回数測定器で舌口唇運動機能を評価します。どちらも口腔機能低下症の診断項目に対応します。
解説
口腔機能低下症では、口腔衛生、口腔乾燥、咬合力、舌口唇運動、舌圧、咀嚼、嚥下の複数領域を評価します。図②はセンサーを舌粘膜へ一定条件で当て、粘膜水分量から口腔乾燥を測る機器です。図④は「パ」「タ」「カ」などの反復発音を計数し、1秒当たりの回数で口唇・舌前方・舌後方の巧緻性を調べます。図①は根管治療で作業長を測る電気的根管長測定器、③はレーザー蛍光で歯質変化を検出するう蝕診断補助機器で、口腔機能の検査ではありません。
選択肢の確認
- a ①:ファイルと口唇電極間の電気特性から根尖位置を推定する根管長測定器で、歯内療法に用います。
- b ②:舌粘膜の水分状態を定量化し、口腔機能低下症の「口腔乾燥」を評価できます。
- c ③:レーザー蛍光値を利用してう蝕の有無・程度を補助評価する機器で、運動・乾燥などの口腔機能は測りません。
- d ④:オーラルディアドコキネシスを自動計数し、舌口唇運動機能低下の判定へ用います。
覚えるポイント
口腔水分計=乾燥、反復音節計=舌口唇運動です。パ=口唇、タ=舌前方、カ=舌後方という対応も合わせて覚えます。