33AM083|第33回 歯科衛生士国家試験 過去問
ある町の地域保健事業で高齢者の口腔機能低下予防への取組みを行った。PDCAサイクルのうち「A」に当てはまるのはどれか。1つ選べ。
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正解: a
正答
a:健康教育内容の修正
この問題のポイント
PDCAのAはAct〈改善〉です。事業を実施して評価した結果を次の計画へ反映し、内容や方法を修正する段階なので、健康教育内容の修正が該当します。
解説
地域保健事業では、Planで地域診断から課題、対象、目標、評価指標を定め、Doで口腔機能向上教室などを実施します。Checkでは参加者数、口腔機能検査の変化、予備群の人数、満足度などを評価します。Actでは評価から明らかになった課題を基に、教材、対象者への周知、実施頻度、実技内容などを改善し、次のPlanへつなげます。サイクルを回すことで、単に毎年同じ教室を開催するのではなく地域の実態に合う事業へ更新できます。
選択肢の確認
- a 健康教育内容の修正:評価で判明した不足や効果を踏まえて次回の教材・実施方法を改善するため、Actの活動です。
- b 口腔機能向上教室の開催:計画した介護予防・口腔保健プログラムを実際に提供する活動で、Doに該当します。
- c 住民の口腔機能の実態の把握:地域診断を行って課題と対象を設定するための情報収集で、主にPlanの基礎になります。
- d 口腔機能低下症予備群の人数の把握:事業後の人数や変化を指標として確認するならCheckにあたり、内容を改善するActそのものではありません。
覚えるポイント
P=計画、D=実施、C=評価、A=改善です。人数を数えて終わらず、その評価結果から教育内容を変更するところまでが一つのPDCAサイクルです。