33AM082|第33回 歯科衛生士国家試験 過去問
56歳の男性。6か月ごとのSPTにて来院した。特定健康診査でメタボリックシンドロームと指摘されたという。医療面接の結果を図に示す。面接結果から適切な指導内容はどれか。2つ選べ。

2つ選択
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正解: a・b
正答
a:欠食は避けましょう。、b:意識して噛むようにしましょう。
この問題のポイント
面接結果には外食の増加、食事時間の短縮、半年で5 kgの体重増加が示されています。規則的に食べて反動の過食を防ぎ、よく噛んで食事速度を落とす支援が適します。
解説
メタボリックシンドロームへの保健指導では、検査値だけでなく本人の行動記録から実行可能な目標を選びます。欠食は次の食事での過食や不規則なエネルギー摂取につながりやすいため、食事量を調整しつつ三食のリズムを整えます。また短時間で食べると満腹感を得る前に摂取量が増えやすいので、一口量を小さくし、咀嚼回数を意識して食事時間を確保します。外食時にも野菜や主菜の選択、歯磨きの準備を具体化します。
選択肢の確認
- a 欠食は避けましょう。:規則的な食事リズムは空腹後のまとめ食いを防ぎ、外食増加と体重増加がある本例のエネルギー管理に役立ちます。
- b 意識して噛むようにしましょう。:面接で食事時間が短縮しているため、咀嚼を増やして食べる速度を落とし、適量で満腹感を得やすくします。
- c アルコールの摂取を控えましょう。:飲酒量の情報が提示されておらず、面接結果に基づく優先的な個別指導としては根拠がありません。
- d ゆっくりと歩くようにしましょう。:身体活動は重要ですが、運動効果には無理のない範囲で量や強度を確保する必要があり、単に速度を落とす助言は適しません。
覚えるポイント
生活指導は一般論ではなく、面接で見つけた「外食増加」「早食い」「体重増加」へ対応させます。本人が実行できる頻度・場面・方法まで一緒に決めます。