32PM106第32回 歯科衛生士国家試験 過去問

過去問題

口腔機能訓練に使用する器具の写真(別冊午後No .48A)とトレーニング時の写真(別冊午後No .48B)を別に示す。 このトレーニングの特徴はどれか。2 つ選べ。

32PM106の問題画像
2つ選択
解答・解説を見る

正解: a・d

正答

a:無歯顎者にも適用できる。、d:口腔機能の発達期・減退期両方に適用できる。

この問題のポイント

写真は口唇・頬・舌など口腔周囲筋へ刺激を与え、口唇閉鎖を促す筋刺激訓練用器具です。歯で保持する装置ではないため無歯顎者にも使え、発達支援と機能低下予防の双方に応用できます。

解説

器具を口唇・口腔前庭部へ適切に当て、口唇を閉じる、器具の動きへ抵抗するなどの運動を反復すると、口輪筋や頬筋を含む口腔周囲筋へ感覚・運動刺激が入ります。小児では捕食・口唇閉鎖など口腔機能の発達を促し、高齢者では加齢や廃用による筋力・巧緻性低下への訓練として使用できます。歯を固定源にしないので無歯顎でも適用可能です。目的の中心は構音訓練そのものではありません。安全な方法と回数を専門職が最初に指導すれば、状態が安定した人は家庭で自主訓練でき、毎回の立会いを必須としません。

選択肢の確認

  • a 無歯顎者にも適用できる。:口唇・頬など軟組織と筋活動を利用する訓練で、天然歯による器具固定を必要としません。
  • b 構音機能の改善を目的とする。:主目的は口腔周囲筋への刺激と口唇閉鎖機能の促進で、発音音節を直接訓練する器具ではありません。
  • c 訓練中は医療従事者の立会が必要である。:適応と使用法の指導・定期評価は必要ですが、理解して安全に使える人は自主訓練が可能です。
  • d 口腔機能の発達期・減退期両方に適用できる。:小児の機能獲得支援にも、高齢者の廃用・加齢性低下への維持訓練にも応用できます。

覚えるポイント

口腔機能訓練は器具名だけでなく「どの筋・機能を、どの発達段階で、歯の有無に関係なく使えるか」を確認します。

関連問題

32PM10532PM107
学習アプリでこの問題を解く(記録・メモ・カード化)