34AM108|第34回 歯科衛生士国家試験 過去問
口腔機能訓練器具の写真を別に示す。 この器具を用いた機能訓練で改善が期待できる発音はどれか。2つ選べ。

2つ選択
解答・解説を見る
正解: a・d
正答
a:ヒ、d:ヨ
この問題のポイント
写真の舌訓練器具が強化する舌背の挙上・口蓋接触と、構音点が関連する音を選びます。
解説
写真の器具は舌で弾性部を口蓋へ押し上げる舌運動・舌圧訓練器具です。舌背や舌の中央部を挙上し、口蓋との狭めや接触をつくる運動を反復します。「ヒ」は舌背を硬口蓋へ近づけて摩擦をつくる音、「ヨ」は舌背を口蓋へ近づける半母音を含み、舌と口蓋の協調改善が期待できます。「フ」は日本語では両唇を狭めて作る摩擦音、「マ」は上下口唇を閉鎖する鼻音であり、主に口唇機能を使います。訓練は痛みや疲労を避け、正しい位置で少回数から行います。
選択肢の確認
- a ヒ:舌背と硬口蓋の狭めが必要で、訓練対象と対応するため正しいです。
- b フ:主に上下口唇による狭めで産生する音で、舌圧訓練の直接対象ではありません。
- c マ:両唇閉鎖を用いる鼻音で、口唇機能の訓練が中心です。
- d ヨ:舌背を口蓋へ近づける構音運動を含むため正しいです。
覚えるポイント
構音点はマ=両唇、フ=両唇の狭め、ヒ・ヨ=舌背と口蓋の協調として器官別に整理します。