34PM008第34回 歯科衛生士国家試験 過去問

過去問題

自己免疫疾患はどれか。1つ選べ。

解答・解説を見る

正解: c

正答

c:天疱瘡

この問題のポイント

口腔粘膜病変を自己免疫性、潜在的悪性、ウイルス感染に分類する問題です。天疱瘡は自己抗体による上皮内水疱性疾患です。

解説

尋常性天疱瘡では、上皮細胞間接着に関わるデスモグレインに対する自己抗体が生じ、棘融解による上皮内水疱を形成します。水疱は破れやすく、口腔では疼痛を伴うびらんとして皮膚症状より先に現れることがあります。診断には病理組織検査と直接蛍光抗体法などを用い、治療は副腎皮質ステロイドや免疫抑制療法が中心です。

選択肢の確認

  • a 白板症:他疾患に分類できない白色病変で、口腔潜在的悪性疾患です。
  • b 紅板症:鮮紅色病変で高度異形成を伴うことが多い潜在的悪性疾患です。
  • c 天疱瘡:自己抗体による棘融解性の自己免疫性水疱症です。
  • d 帯状疱疹:水痘・帯状疱疹ウイルスの再活性化による感染症です。

覚えるポイント

天疱瘡は上皮内水疱、類天疱瘡は上皮下水疱です。持続する口腔びらんは皮膚科・口腔外科へつなげます。

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