34PM014|第34回 歯科衛生士国家試験 過去問
筋肉の特徴を表に示す。この筋肉の収縮を抑制するのはどれか。1つ選べ。

解答・解説を見る
正解: c
正答
c:競合性筋弛緩薬
この問題のポイント
表に示された随意筋・横紋筋という特徴から骨格筋を判断し、神経筋接合部で収縮を抑える薬を選ぶ問題です。
解説
骨格筋の収縮は、運動神経終末から放出されたアセチルコリンが筋終板のニコチン性Nm受容体に結合して始まります。競合性筋弛緩薬は、アセチルコリンと同じ受容体部位を競い合うように遮断し、終板電位と骨格筋収縮を抑えます。非脱分極性筋弛緩薬がこれに該当し、全身麻酔時の気管挿管や筋弛緩に用いられます。意識や疼痛を消失させる薬ではなく、呼吸筋も弛緩させるため換気管理が必要です。
選択肢の確認
- a β遮断薬:心臓などのβアドレナリン受容体を遮断し、骨格筋収縮を直接止めません。
- b 抗コリン薬:一般にムスカリン受容体を遮断し、筋終板のNm受容体遮断とは異なります。
- c 競合性筋弛緩薬:筋終板のNm受容体でアセチルコリンに競合し、収縮を抑えるため正答です。
- d 抗ヒスタミン薬:主にH1受容体を遮断し、アレルギー症状を軽減します。
覚えるポイント
競合性筋弛緩薬=筋終板Nm受容体でアセチルコリンと競合と整理します。