34PM024|第34回 歯科衛生士国家試験 過去問
疫学研究計画の流れを図に示す。この研究方法の特徴はどれか。1つ選べ。

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正解: d
正答
d:まれな疾患の研究に適している
この問題のポイント
図の研究計画が症例対照研究であることを読み取り、その長所を選ぶ問題です。症例から過去の曝露を調べるため、まれな疾患に適します。
解説
症例対照研究では、すでに疾患をもつ症例群と疾患をもたない対照群を選び、過去の要因曝露の頻度を比較します。疾患発生を待って追跡する必要がないため、希少疾患や潜伏期間の長い疾患を比較的短期間・少ない対象者で研究できます。一方、罹患率や相対危険を直接求められず、記憶バイアスや対照選択の偏りに注意が必要です。
選択肢の確認
- a 調査期間が長い:一般にコホート研究より短期間で実施できます。
- b 前向き研究:疾病から過去の曝露へさかのぼる後ろ向きの構造が典型です。
- c 罹患率を推計できる:症例・対照数を研究者が設定するため罹患率は直接算出できません。
- d まれな疾患に適する:症例を先に集めるため効率よく検討できます。
覚えるポイント
症例対照研究は『疾病→過去の曝露、オッズ比、希少疾患向き』、コホートは『曝露→発症、相対危険』です。