35PM021|第35回 歯科衛生士国家試験 過去問
疫学の研究方法を図に示す。 コホート研究はどれか。1つ選べ。

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正解: c
正答
c:図の3
この問題のポイント
疫学研究を、対象者の選び方と時間の向きから判別する問題です。コホート研究は要因への曝露の有無で集団を分け、疾病発生を追跡します。
解説
コホート研究では、調査開始時点で疾病のない人々を曝露群と非曝露群に分け、その後の発症を前向きに観察するのが典型です。発生率を直接求められ、曝露群と非曝露群の比から相対危険を算出できます。既存記録を使って過去の曝露集団から転帰を追う後ろ向きコホートもありますが、基本構造は『要因から疾病へ』です。
選択肢の確認
- a 図の1:一時点で曝露と疾病を同時に調べる構造なら横断研究で、時間的前後関係は分かりにくいです。
- b 図の2:患者と対照から過去の曝露をさかのぼる構造なら症例対照研究です。
- c 図の3:曝露の有無で群分けし、将来の発症を追うコホート研究を示します。
- d 図の4:介入を無作為に割り付ける構造なら介入研究で、観察研究とは区別します。
覚えるポイント
コホートは『曝露→発症、発生率・相対危険』、症例対照は『疾病→過去の曝露、オッズ比』です。