31AM026第31回 歯科衛生士国家試験 過去問

過去問題

前向きコホート研究と比較した患者対照研究の特徴はどれか。1つ選べ。

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正解: d

正答

d:稀な疾患に適している

この問題のポイント

患者対照研究は「疾患の有無」から出発して過去の曝露を比較します。前向きコホート研究との方向、時間、バイアス、適する疾患を対比します。

解説

患者対照研究では、すでに対象疾患をもつ患者群と、疾患をもたない対照群を選び、過去の曝露歴を比較してオッズ比を求めます。稀な疾患でも最初から患者を集められるため、多数の健常者を長期間追跡して少数の発症を待つ必要がなく効率的です。その一方、過去の記憶に依存する再現バイアスや、対照の選び方による選択バイアスが生じやすく、発生率や相対危険を直接算出できません。

選択肢の確認

  • a 信頼性が高い:前向き研究より曝露情報の誤分類やバイアスを受けやすく、一般に因果推論の確実性が高いとはいえません。
  • b 労力が大きい:長期追跡を要しないため、前向きコホート研究より時間・費用・労力を抑えやすい研究です。
  • c 研究期間が長い:既発症例から過去へさかのぼるため、発症を待つ前向き研究より短期間で実施できます。
  • d 稀な疾患に適している:少数の発症例を起点にできるので、稀な疾患の危険因子探索に適します。

覚えるポイント

患者対照研究=疾患から過去の曝露へ、稀な疾患に効率的、指標はオッズ比、再現・選択バイアスに注意と整理します。

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