35AM085|第35回 歯科衛生士国家試験 過去問
スプレータイプと比較したジェルタイプの口腔保湿剤の特徴はどれか。2つ選べ。
2つ選択
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正解: b・d
正答
b:蒸発防止効果が高い、d:咽頭への垂れ込みが少ない
この問題のポイント
ジェルは粘度が高く局所に長くとどまるため、液状のスプレーより被覆性と安全な保持に優れます。
解説
ジェルタイプの口腔保湿剤は、粘稠性によって口腔粘膜表面を膜状に覆い、水分の蒸発を抑えます。流動性が低いため局所へ塗布しやすく、咽頭へ急に流れ込みにくいことも、嚥下機能が低下した患者での利点です。スプレーは広い範囲へ水分を補給しやすい一方、効果の持続が短く、噴霧方向や量によっては咽頭へ流入する危険があります。使用前に痰や汚れを除去し、少量を粘膜へ薄く塗り、誤嚥やべたつきを観察します。
選択肢の確認
- a 水分の不足を補う:直接的な水分補給はスプレーなど液状製品が得意で、ジェルの比較上の主特徴ではありません。
- b 蒸発防止効果が高い:粘膜を被覆して水分保持を助けるため正しいです。
- c 停滞時間が短い:粘度が高いため、むしろスプレーより長く停滞します。
- d 咽頭への垂れ込みが少ない:流動性が低く局所保持しやすいため正しいです。
覚えるポイント
スプレー=水分補給・広範囲、ジェル=被覆・持続・垂れにくいです。嚥下機能に応じて量と剤型を選びます。