34PM098|第34回 歯科衛生士国家試験 過去問
75歳の男性。義歯使用時に噛むと痛いということを主訴として来院した。 検査時の写真(別冊午後No.41)を別に示す。 この検査の目的はどれか。1つ選べ。

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正解: c
正答
c:義歯床粘膜面の適合
この問題のポイント
義歯床内面へ適合試験材を塗布し、圧迫・不適合部を可視化する検査の目的を問う問題です。
解説
義歯床粘膜面適合試験では、シリコーン系適合試験材などを床内面へ均一に塗布して義歯を装着し、軽く咬合させた後の材料厚を観察します。薄く抜けた部位は強い圧迫、厚い部位は隙間を示し、疼痛部位と照合して選択的に調整します。粘膜面を一律に削らず、咬合不調和や辺縁過長も併せて鑑別します。
選択肢の確認
- a 咬合高径確認:顔貌、安静空隙、発音、咬合関係などで評価します。
- b 咀嚼能力測定:試験食品や咀嚼能率検査を用います。
- c 義歯床粘膜面適合:材料の厚薄から床と粘膜の接触状態を評価します。
- d 床縁形態決定:筋圧形成や辺縁の触診・機能運動で評価します。
覚えるポイント
咬むと痛い義歯は、粘膜面だけでなく咬合、床縁、粘膜病変を分けて検査し、原因部位だけを調整します。 試験材の厚みは均一にします。