35AM021|第35回 歯科衛生士国家試験 過去問
歯面の化学的清掃法に該当するのはどれか。1つ選べ。
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正解: c
正答
c:デキストラナーゼ配合歯磨剤の使用
この問題のポイント
歯面清掃法を、器具でこすり取る機械的方法、生体の自浄作用、酵素などを使う化学的方法に分類します。
解説
デキストラナーゼは、プラークの菌体外多糖の一部であるデキストランを分解する酵素です。これを配合した歯磨剤は、多糖体に化学的・酵素的に作用してプラークの形成や付着を抑える補助的手段なので、化学的清掃法に位置付けられます。ただし、成熟したバイオフィルムは酵素配合歯磨剤だけで完全には除去できず、歯ブラシや歯間清掃用具による機械的清掃が基本です。患者の清掃能力、歯列、歯周状態に応じて補助成分と用具を選びます。
選択肢の確認
- a スケーリング:器具で歯石や沈着物を除去する機械的清掃法です。
- b 唾液による自浄作用:唾液流や口腔運動による生理的清掃で、化学的清掃法の処置ではありません。
- c デキストラナーゼ配合歯磨剤の使用:酵素作用を利用する化学的清掃法です。
- d 電動歯ブラシを用いるブラッシング:毛先の運動でプラークを除く機械的清掃法です。
覚えるポイント
ブラシ・スケーラーは機械的、酵素や薬剤は化学的と考えます。化学的方法はあくまで機械的プラークコントロールを補うものです。