35AM020|第35回 歯科衛生士国家試験 過去問
母子健康手帳の「妊娠中と産後の歯の状態」に記載されている注意事項の一部を図に示す。①に該当するのはどれか。1つ選べ。

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正解: b
正答
b:歯周病
この問題のポイント
妊娠・産後の口腔で注意すべき変化と、母子健康手帳における歯科保健情報を結び付けます。
解説
妊娠中はエストロゲンやプロゲステロンの変動により、プラークに対する歯肉の炎症反応が強まりやすく、妊娠関連歯肉炎など歯周組織の問題に注意が必要です。つわりによる清掃困難や食習慣の変化も口腔環境に影響します。母子健康手帳の「妊娠中と産後の歯の状態」では歯科健診結果とともに、歯周病への注意やセルフケア、必要な受診を促します。妊娠そのものが歯周病を必ず起こすのではなく、プラーク管理と定期的な観察が予防の基本です。
選択肢の確認
- a う蝕:妊娠中にもリスク管理は必要ですが、図の注意事項1が示す内容は歯周病です。
- b 歯周病:妊娠に伴う歯肉炎症の増悪に関連し、記載される重要な注意事項です。
- c 口腔乾燥症:多様な原因で起こりますが、当該欄で示された中心項目ではありません。
- d 口腔機能低下症:主に複数の口腔機能を検査して診断する概念で、この妊産婦欄には該当しません。
覚えるポイント
妊娠期はホルモン変化+清掃・食習慣変化により歯肉炎が増悪しやすい時期です。安全な時期と体調を考慮し、予防的な歯科受診につなげます。