35AM073|第35回 歯科衛生士国家試験 過去問
歯周ポケット内の洗浄に用いるのはどれか。2つ選べ。
2つ選択
解答・解説を見る
正解: a・d
正答
a:ポビドンヨード、d:ベンゼトニウム塩化物
この問題のポイント
歯周ポケット洗浄には、口腔粘膜へ適用できる濃度の消毒薬を選び、組織障害性の強い薬剤を除外します。
解説
ポビドンヨードはヨウ素系消毒薬で、適切な濃度に調整して歯周ポケット内の洗浄に用いられることがあります。ベンゼトニウム塩化物は第四級アンモニウム塩系消毒薬で、低濃度水溶液が粘膜や創部の洗浄に用いられます。ポケット洗浄は浮遊細菌やデブリを減らす補助処置ですが、根面に付着したバイオフィルムや歯石を薬液だけで除去することはできません。プラークコントロールと機械的デブライドメントを基本とし、アレルギー、甲状腺疾患、薬剤濃度なども確認します。
選択肢の確認
- a ポビドンヨード:適切な希釈・適応で歯周ポケット洗浄に用いられます。
- b 消毒用エタノール:粘膜刺激が強く、ポケット内へ直接使用しません。
- c 次亜塩素酸ナトリウム:根管洗浄には使いますが、通常濃度を歯周ポケットへ用いると組織障害の危険があります。
- d ベンゼトニウム塩化物:粘膜に用いられる低水準消毒薬で該当します。
覚えるポイント
ポケット洗浄は機械的SRPの補助です。薬剤名だけでなく、濃度、粘膜適用の可否、禁忌を確認します。