35AM092|第35回 歯科衛生士国家試験 過去問
普通石膏の練和に適する水温はどれか。1つ選べ。
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正解: b
正答
b:15℃
この問題のポイント
普通石膏は室温に近い水で練和するのが基本で、極端な低温・高温は硬化挙動や操作性を不安定にします。
解説
石膏製品は、メーカー指定の粉液比を守り、清潔なラバーボウルとスパチュラを用いて、おおむね室温域の水で練和します。選択肢では15℃がこの条件に最も適します。水温が上がると一定範囲では化学反応が速まり操作時間が短くなりますが、さらに高温になると半水石膏と二水石膏の溶解度差が小さくなり、凝結がかえって遅延・不安定になります。水温だけでなく、粉液比、練和時間・速度、既硬化石膏の混入も凝結時間や強度に影響します。
選択肢の確認
- a 5℃:低すぎて反応が遅くなり、日常の標準練和には適しません。
- b 15℃:室温に近い適切な練和水温で正しいです。
- c 30℃:高めで凝結が速まりやすく、操作時間が不安定になります。
- d 45℃:高温で石膏の溶解・析出挙動が変わり、標準条件には不適切です。
覚えるポイント
石膏は指定粉液比・室温の水・一定の練和条件が再現性の鍵です。温度を操作して凝結を調整するより製品指示を守ります。